金沢に誕生する外資系ホテルは「ハイアット・セントリック」に決まったようです
要点:金沢市に誕生する初の外資系ホテルが都市型ハイブランド「ハイアット・セントリック」に決定しました。ディベロッパーはオリックス、土地取得金額は22億円。敷地内はホテル棟とレジデンス棟の2つに分かれており、ホテルは250室、レジデンスは109室となるようです。庭園内には独立型チャペルを設け、ウエディングにも力を入れる様子。金沢市の観光・ビジネス・文化の拠点に相応しい場所となりそうですね、という話。
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■国際都市へと変貌を遂げる金沢市
ほんの数年前は「ああ、兼六園か」くらいの認知度しかなかった金沢市。ところが、北陸新幹線の開通と世界的な知名度を得た駅舎で観光客の心を鷲掴みにし、GWには以前の3倍もの人が訪れるようになりました。今ではすっかり日本有数の観光都市です。
そんな金沢市に新たなニュースが。以前から「来るよ、来るよ」と言っていたインターナショナルブランドホテルが本決まりしました。しかもスタイリッシュな「ハイアット・セントリック」です。
客室数250、スタンダードで35㎡。建物の高さは60mです。宿泊料金は1万5000円~くらいと予想されます。
▲全体図はこんな感じです
ホテル棟とは別にレジデンス棟を設けています。こちらは米オークウッドのサービス付きアパートメント。六本木のミッドタウン、青山、麻布十番などの高級街に物件を所有しています。東京以外への進出は初となるようです。
レジデンス棟は109室、スタンダードで149㎡となっています。短期滞在のホテル、長期滞在のサービス付きアパートと、観光・ビジネスの需要を十分に吸収できますね。
ガーデンには独立型チャペルがしっかり設けてあります。金沢市は大手ブライダル企業がこぞって出店したエリア。ウエディングの盛り上がりにも期待できそうです。
■「ハイアット・セントリック」は2018年銀座に日本第1号店が誕生します
セントリックブランドは2015年に誕生しました。主要なターゲットを「旅行者」と定め、シカゴとマイアミに展開しています。
このブランド、やはりオリックスが誘致する形で2018年に銀座の一等地に出店が決定しています。朝日新聞が所有する12階建てのビルで、客室数は164。日本に都市型の新たなブランドホテルが誕生するとして、結構な話題になっていました。そんな中、金沢市の日本海側初のインターナショナルブランドホテルが、「ハイアット・セントリック」に決まったというわけです。
金沢市の賑わい創出に相応しい場所となりそうですね。