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ビールを飲む理由

飲食店オーナーを目指すサラリーマンが、日々収集したフードビジネスやサービス業についての情報を書き込む備忘録

小僧寿し(9973)の成長戦略がまたしても”やらかしている”件

飲食・外食

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要点:小僧寿し(9973)が成長戦略を発表しました。これまた尖った内容です。今まで新規事業で業績回復を目指すと宣言し、市場から資金まで調達した「新規業態 ステーキ店」、「新開発 ラーメン店」は撤退を決定。業務の効率化を図る統合システムは2700万円を支出したものの、継続運用は見直し。そして最後に言い放った言葉は、なんと「やっぱり寿司が好き」。

 

小僧寿しについては、こちらの過去記事も併せてお読みください。

 

■「麺や小僧」、「麺屋黒琥」、「カウンター式ステーキ店」は撤退・縮小へ

 2014年に赤字体質からの脱却を図るため、ぶちあげた新規事業開発構想。当初はラーメン店を2015年6月に50店舗、そしてカウンター式ステーキハウスを順次出店する予定でした。新業態を拡大するため、100店舗もの小僧寿し・茶月などの既存店を閉店しました。寿司事業を縮小し、資金と人的リソースを新たな事業に振り向けるためです。

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 ところがここにきて、ラーメン店の撤退、ステーキ店の出店中止を発表しました。業態開発資金として、約6億円を市場から調達していましたが、それも宙に浮いた状態。そして何と、「やっぱり寿司が好き」と言わんばかりに、寿司業態に経営資源を集中させると発表したのです。ブレッブレもいいところですね。

 

■成長戦略の柱「茶月」のリニューアル内容も何だか違和感ばかり

 小僧寿しは次の戦略として「新生茶月」構想を打ち出しました。”現代の消費者”の”ライフスタイル”と”ニーズ”に応える、ブランド開発を進めるというもの(いやいや、持ち帰りと宅配寿司以上のものが提供できるのでしょうか……)。

 具体的な施策の一つとして、「茶月森下店」の全面リニューアルを予定しているのです。どんなリニューアルなのかはわかりませんが、このお店のことを知れば知るほど、不安を覚えます。

 森下店は、写真の人が店長を務めています。

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 この人です。

 いやはや、メチャクチャ性格の良さそうな人じゃないですか!思わず、2度もこの人の写真をアップしてしまいましたよ。このサイトに店舗の詳しい情報が載っています。

 

■コンセプトは地域に根ざした”小さなお店”で良いのでは?

 小さな商店街の一角に店を構える、地元に愛されるお寿司屋さん。サイトを見ると、そんなイメージが伝わってきますね。

 つまりは、リニューアルする必要なくね?と思うわけです。この店長の人柄と、小ぢんまりした店作りで、地域の人たちに笑顔を届けるっていうコンセプトで十分じゃね?と。

 サングラスをかけた本社の統括マネージャーがやってきて、このお店をぐちゃぐちゃにする日も近いことでしょう。「カウンターをピンクに塗れい!今の流行りじゃい!」「スタッフはもっと派手なねーちゃん集めーやー」「おんどりゃ、いつクビにしてもええんじゃぞ!」と、なるわけです(勝手なイメージです)。

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 リブランドを通じて認知度をアップさせ、フランチャイズを拡充、強化を図る。更には現在出店しているハワイ以外にも、オセアニアやアジアへの海外出店も見込んでいるとか。またまたー、そんな大きなこと言って、投資家からカネをせびる(ライツ・オファリングする)気でしょう?と勘ぐりたくなります。

 そして今回の成長戦略には、もう一つ爆弾が仕込まれていました。何と、介護事業に参入する!というのです。投資額は驚きの5000万円。それだけの金額でどれほどのことができるというのか、注目が集まっています。

 

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