【飲食店必見】三軒茶屋二丁目再開発で人の流れが変わります!出店のチャンス
要点:三軒茶屋二丁目地区市街地再開発準備組合が、三軒茶屋再開発の基本構想をまとめました。高層ビル2棟を建設し、イベントホールや展示場、商業施設、保育所、老人ホームなどの他、共同住宅を高層階に設ける案が出ています。人口増やにぎわい創出で周囲の飲食店にも影響がありそうですね。
■対象となる敷地面積は1.8ha
今回は国道246号と世田谷通りに挟まれた三角地帯が再開発予定地。ビッグエコーや仲見世商店街がある、やや古い街並みが残る場所です。戦後の経済成長期、一気に開発を進めたエリアなので、施設は老朽化しています。災害面でも不安が残っているのだとか。
■東急不動産が開発に参画、渋谷を軸とした都市開発進める
事業協力者として名乗りを上げているのが東急不動産、東急建設といった東急グループ。同グループは、渋谷駅周辺の超大規模開発、400億円規模とも言われる原宿の商業施設開発などを猛スピードで推し進めており、勢いにのっている企業です。渋谷を核とした事業展開をしているのは明らか。
渋谷へのアクセスがしやすい三軒茶屋に住宅を設け、人を促す作戦なのでしょう。渋谷は今回の開発により、ビジネス・文化・商業・観光の中心地とすることをテーマとして掲げています。かつての若者の街のイメージが払拭されれば、住む街としての三軒茶屋エリアの人気は高まります。
■再開発により飲食店の坪単価は2万円を超えるか
現在、三軒茶屋エリアの飲食店の賃料坪単価平均は1万9000円ほど。長らく2万円を下回る水準で横ばいでした。再開発が進み、人通りが多くなれば、2万円を超えることも予想されます。吉祥寺のような人気エリアで2万2000円、恵比寿クラスで3万円です。地価が上がる前に、物件を探しておくのもよさそうですね。
出店計画を立てている飲食店オーナーの方、三軒茶屋はいかがでしょう?
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【関連News】
東急建設は4月25日に業績・配当修正を発表。16年3月期の連結経常利益を従来予想の154億円から197億円に27.9%上方修正。増益率は91.9%増の2.5倍に拡大。11期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
建築工事の完成工事高の増加、工事採算の工場、完成工事総利益の増加により、営業利益が38億円、経常利益が39億円、純利益が24億円増加する見込みだという。
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